生活的答案

旅行記録ブログ

髙木知念フランス旅のロケ地巡りと旅の終わり

情報はすべて2018年3月当時のものです。

なんと2年半前のことを今更ブログに書きます。圧倒的なタイムラグ!

よろしければお付き合いください。

 (2021.1.4一部加筆修正しました)

 

■まえがき

過去の記事で触れているように私は数年前、深夜特急に憧れてユーラシア大陸をざっくり横断するような旅行していた時期がありました。

 

 

 出発時点で旅の期間もゴール地点も明確には決めていなかったのですが、大陸の西の端であるポルトガルリスボンを目指そうかなと漠然と思っていました(めちゃくちゃ沢木耕太郎の影響)

大陸の端で、海を眺めながらこれまでの旅を振り返る…。

なんて妄想をして胸を躍らせていたりもしたのですが、なんやかんやあってポルトガルまでは行かずに少し前のフランスで旅を切り上げて、フランス南部の海沿いの街・ニースを最終目的地とすることに決めました。

 

 

なぜニースに決めたのかといいますと、

私の大好きな番組「J'J Hey! Say! JUMP 髙木雄也&知念侑李 ふたりっきり フランス縦断 各駅停車の旅」の最終目的地がニースだったからです。

 

タイトルの通り、この番組は髙木くんと知念くんが各駅停車の列車を乗り継いでフランスを縦断するという内容。

二人はパリを出発して、8日間でゴール地点・ニースを目指します。

 

放送されていた2012年当時リアタイ視聴はしておらず後追いでBlu-rayを購入して観たのですが、もう本当に大好きな番組です。

もともと自分が旅行や鉄道が好きだからというのもあるのですが、若い二人(当時は髙木くん22歳、知念くん18歳)がヤイヤイ言いながら旅を進めていく様子が微笑ましくて楽しい。

街中で美味しいパンを頬張ったり、よくわからない対決を始めてみたり、行く先々でアトラクションに挑戦してみたり、うっかり列車を乗り過ごしをしてみたり。青春ロードムービー的な楽しさが詰まっていた構成で、見ているだけでウキウキしてきます。

少しだけ冷めたようなトーンで暖かく二人を見守るナレーションも良い。

何度見返したかわかりません。

 

個人的に鉄道旅行が好きなので今回の自分の旅行でも訪れた国ほぼ全てで鉄道に乗っていて、フランスへ行ったら、二人がニースへ向かうために最後に乗ったプロヴァンス鉄道には絶対に乗りたい!というのは出発前から考えていました。

車窓の綺麗な景色がとても印象に残っていたし、自然豊かな風景の中を走るプロヴァンス鉄道のレトロな車体の窓から二人が顔を出す映像がオープニングに使用されていて、これがまた可愛らしさと旅の情緒が感じられてとても良いのです。

 

それで、いっそニースをゴールにしてしまおう!と考えたわけです。

 

 

■まさかのストライキ

前置きが長くなりました。 

その後タイから中東、コーカサス地方、ヨーロッパ諸国を経てなんやかんやで無事にフランスまで到着しました。

 

プロヴァンス鉄道は山岳部のディーニュから沿岸部のニースを繋ぐローカル鉄道です。

乗車するにあたって、元々は番組内の二人と同じようにディーニュ→ニースという旅程を想定していたのですが、

乗車予定の数日前に「プロヴァンス鉄道の時刻表をもう一度調べておくか!」と思い公式サイトを開いたところ、不穏なインフォメーションが表示されていました。

全く読めないフランス語をGoogle翻訳にかけてみたところ

 

「下記の日程でストライキが実施されます」

 

エーーーーー!ストライキ

 

どうもフランス国鉄が大規模なストライキを実施するらしく、プロヴァンス鉄道もその影響でストライキを実施するということのよう。

日本ではあまり馴染みのないストライキだけど、フランスではもはや名物だなんていう声もあるくらいよくあることらしい。

 

ニースの空港から日本へ帰国してコンサートへ直行する(!)詰め詰めスケジュールだったのですが、

公式サイトのお知らせによると帰国便に乗る日の2日前までストライキは続く模様。

そのためプロヴァンス鉄道に乗るチャンスがあるのは帰国前日の1日のみ…。

しかしストライキは長引くことも珍しくないと聞きます。

 

宿泊していたホテルのスタッフにストライキのことを尋ねると、「どうなるか分からないけど、こういうアナウンスがある以上はその日も列車は動かないかもね。とりあえず、当日駅へ行ってみないとわからない」とのこと…。

 

番組と同じようにディーニュからニースを目指してしまうと、山岳部のディーニュで足止めを食らって予定通り帰国できない可能性が出てきました。

そのため、ストライキの影響をできるだけ受けないために一旦別のルートでニースまで出ておいて、

もし列車が動いていれば、帰国前日に日帰りでプロヴァンス鉄道を往復乗車することにしました。

 

 

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無事にニースへ到着しました。

ニースの海は本当に綺麗〜!テレビでよく見るあの地中海の色そのまま!白い浜辺も美しいです。

(ちなみに髙木知念フランス旅においては、ニースでは海しか行っていないためニースのロケ地巡りはしておりません。)

 

ストライキ期間中はニース近辺の村などへ行って観光を楽しみつつも、乗れるかな…乗れないかな…と心の中にしこりのある感じ。

憧れのプロヴァンス鉄道に乗れるか否か、ずっとドキドキしていました。

 

そしていよいよ、運命の日がやってきます。

 

 

 

■いざ、ニース駅へ!

帰国前日、その日がやってきました。

どうせ動かない気がするし、もう海でも眺めてゆっくりしようかな…と弱気になる心に喝を入れて、プロヴァンス鉄道のニース駅へ。

「動いていないことを確認しよう…」というような弱気な気持ちで駅舎に足を踏み入れると、

 

 

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普通に人、居た。

電車も居た。

 

今日の列車のチケットも売っていた。

なんかもう、普通に営業していた。

THE・拍子抜け。

 

ヤッターーー!憧れのプロヴァンス鉄道に乗れるぞ! 

終点ディーニュまで乗車してしまうと3時間程度掛かってしまうため、今回は中間地点のENTREVAUX(アントルヴォー)駅までの往復切符を購入しました。

番組を見ていた方ならご存知、アントルヴォーは二人が最後に宿泊した城塞の街です。

せっかくプロヴァンス鉄道に乗るのなら、アントルヴォーの街でロケ地巡りをしてやろうというわけです。

 

番組ではディーニュからアントルヴォーを経由してニースまでたどり着きましたが、私は逆の工程でニースからアントルヴォーを目指します。

 

 

ホームには番組で登場したレトロな車輌と新型車輌が並んで停車していました。

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どちらも運行している様子でしたが、私が乗ったのは往路も復路も新型車輌の方。見た目通り内装もピカピカで快適でした。

 

列車は地中海に続く川沿いをずっと走っていきます。

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川も海と同じようにエメラルドグリーンに近い色で感動しました。

列車は進むに連れて少しずつ山間部へ入っていき、美しい渓谷沿いを走り続けます。

番組のテーマソングであるTwenty One Pilots の Guns For Handsを聴いて気分を盛り上げながら車窓を楽しみました。

 

 

 

■ENTREVAUX(アントルヴォー)駅

そして走ること1時間20分。ENTREVAUX駅に到着!

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この駅舎!見覚えがありまくる煉瓦造りの建物!

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ニースへ向かう最終日の朝、右奥の山の間(ニース方面)から登る美しい朝日に二人が感動するシーンが思い起こされます。

 

 

■アントルヴォーの街

アントルヴォーは16世記に作られた城砦の街です。

駅のホームからも、その迫力満点の街を見ることができます。

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髙木くんが「アニメみたい」と言っていたアントルヴォーの街。

外から見るだけでも重厚感たっぷりで、そう言いたくなるのも頷けます。

 

 

ここは街の入り口である橋。

最終日の朝に浮き足だった二人が立っていた場所です。

ニースのことで頭がいっぱいの髙木くんはすでにビーチサンダルを履いて立っていましたね。かわいい。

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この橋を渡って、街に入っていきます。

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 橋は川の上に架かっています。綺麗な色だなあ。

 

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街の中も壁を感じる造りです。

平日だったこともあってか人も少なく、落ち着いて散策することができました。

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かわいい猫ちゃんがたくさんいました。

 

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穏やかな時間が流れていますが、やはり城塞らしい造りの街です。

 

 

 

■髙木くんが嗅覚で探し当てたレストラン「L'AMBASSADE」

小さな街のアントルヴォーはレストランの閉店時間も早く、二人が夜ご飯を食べれるレストランをなかなか見つけられず困るシーンがあります。

そこで活躍したのが髙木くんの優れた嗅覚。

「美味しそうな匂いがする!こっちだ!」と言ってどんどん路地を進んでいき、まだ営業しているレストランを探し当てます。

この優れた嗅覚に知念くんも「雄也か警察犬か、って昔から言われていたもんね…」と漏らします。そんなことある?

 

二人が旅の最後の晩餐を取った「L'AMBASSADE(ランバサッド)」。

私は髙木くんのように嗅覚が優れていなかったため、役場の方に場所を尋ねてたどり着きました。

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とってもオシャレな店構え。

撮影当時と外観はほとんど変わっていません。

髙木くん知念くんが食事をしていたのが手前に写っているテーブルです。

 

二人が食べていた食事の写真を見せて、同じものをオーダー。

アントルヴォーの名物であるセッカ(牛肉を干したもの)というものだそうです。

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付け合わせがポテトのようなものからバゲットに変更されていましたが、ほぼ同じ内容のプレート!

掛かっているのはハチミツ的な甘さのあるソースで、干し肉らしい塩っぱさとのバランスが良かったです。

 

 

■城塞を登る

街についた二人が、城塞の頂上を目指して登っていったシーン。

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頂上までは高さにして156m。距離としては1キロ程度の道のり。

当然ずっと登り坂なのでなかなかキツいです。

腰痛が…とヘコたれながら登る髙木くんと、髙木くんの荷物まで持ってあげて颯爽と駆け上がっていく知念くんが対照的でしたが、髙木くんの気持ちメチャクチャわかる。これはしんどいです。

 

そして息も絶え絶えになって頂上に着いた二人が「目に焼き付けておこう」と言った、頂上から見える景色。

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「あの山の向こうにニースがあるのかな」という髙木くんの言葉が印象的でしたね。

岩肌が見える山と緑のコントラストが綺麗です。

 

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二人が身を乗り出して景色を見ていた場所。

ニース方面に向かって「待ってろよー!!」と叫ぶ髙木くんに「まだ届かないよ…音が届くには時間が掛かるからね…」と知的なレスポンスをしていた知念くん。本当に良いコンビだな!

 

 

■ニースに戻って、帰国

アントルヴォー観光を十分に楽しんで、ニースへ戻ってきました。

これで私の旅もおしまいです。

翌日、ニース空港からカタールと上海を経由して、無事に帰国することができました。

 

台北から旅をスタートして最終地フランス・ニースに至るまで、計116日間の旅行でした。

4ヶ月弱を短いと思うか長いと思うかは人それぞれだと思うのですが、自分的には満足した気持ちで旅を終えることができました。

旅行の途中、良いことも嫌なことも色々あったけど、とても良い思い出になりました。

旅行の総括的な記事はまたいつか別で書くかもしれないので、その時は何卒〜。

では。