生活的答案

旅行記録ブログ

天覧山と多峯主山を歩いた

久しぶりに山登りしたいな〜と思いつつ台風だなんだで晴れない日が続いて諦めていたのですが、連休最終日でやっと晴れたので飯能の天覧山と多峯主(とうのす)山を縦走してきました。縦走なんて言うとかっこいいのですが、どちらも300m以下の低き山なのでハイキングのようなものです。なにせ気付けば山登りも3年ぶりなので、まずは優しい山で登山靴を慣らそうじゃないかというかという狙いです。

行程

天覧山の登山口からスタートして、多峯主山の登山口をゴールにします。

 

今日は久しぶりに晴れている休日なので、お昼頃には山頂付近は芋洗いなんじゃないかと怯えて少し早めの時間に家を出ました。

そして西武線に乗って飯能駅までやって来まして、25分くらい歩いて登山口に到着。

登山口

上りはじめは舗装された道。昨日までの雨で空気がしっとりしていて気持ち良いです。

しばらく登ると「岩場がある方← →岩場がない方」みたいな分岐があり、岩場の方が面白そう!とは思ったのですが面白そうということは人が多いかもしれないと思い、ない方を選びました。

岩場がない方の道を歩く

そして登山開始15分程度でアッサリと天覧山の山頂に到着。

天覧山

山頂の様子

山頂にはすでに結構人がいました。

みんな同じ方向にカメラを向けていたので富士山とかが見えていたのかもしれませんが、人が多いぜ〜ということで、ささっと切り上げて多峯主山を目指します。

緑が濃い

緑がワサッとしていて良い感じの道を進みます。

開けた場所

昨日までの雨でぬかるんだ土のうえを慎重に下っていくと、開けた場所に出ました。こりゃ気持ちが良い道だと思って歩いていたら、

はい。。。

 

開けた道が終わると、ふたたび森林ゾーンです。木漏れ日が良い感じでした。

どんぐり

紅葉はまだまだ先かと思いますが、青いドングリや毬栗が落ちていて秋を感じました。

 

鎖場

頂上付近になると、一気にグイッと登ります。低き山…等と舐めたことを言っていましたが普段の運動不足が祟ってか、オエッ…となりながらどうにか登ります。最後の分岐に「鎖場なし← →鎖場あり」がありましたが、なしを選んでヨチヨチ歩かせてもらいました。まあ、ほんの数メートル先で合流する道なのですが。

 

多峯主山

そんなこんなで多峯主山の山頂です。天覧山の山頂から35分くらいでした。

遠くに新宿のビル群が

こちらの山頂には天覧山ほど人はおらず、ベンチに座ってゆっくりできました。飯能の市街地の奥、遠くに見えるのは新宿のビル群やスカイツリーらしいです。眺望が良いです。

山々も見える

ということは、反対側から見えるのは秩父の山々でしょうか。秩父の山も久しぶりに行きたいなあ。

 

さあ!登ったらあとは下りますよ。

彼岸花

 

道に彼岸花が咲いていました。この辺りには一面に咲き乱れる彼岸花で有名な巾着田という場所があるとネットで見ましたよ。今日はそこには行きませんが道端で彼岸花を拝めたのはなんとなくラッキーな気分です。縁起とかは、さておき。。。  

 

雨乞池が見えた

山頂から少し降りたあたりに雨乞池という池があります。写真の真ん中らへんに見えているやつです。

 

池の近くまで来ました。

雨乞池

山頂付近にあるにも関わらず水が枯れることのない池ということで、その名の通り雨乞の場所として有名らしいです。池には雨の神が祀られていて、池の水を濁らせると雨が降る、鼻をつまんだまま息を止めて7周すると龍が現れる(!?)、等いろいろ伝説があるらしいです。

 

伝説の池を通過して多峯主山の登山口方面に下山します。

空が青い

これから森の中に潜っていくから、この高さの景色は見納めかしらと思って1枚撮っておきました。

くだっていく

天覧山登山口から雨乞池まではチラホラ人とすれ違っていたのですが、ここで人の気配がなくなりました。

静かな山

歩けど歩けど1人。人が多いのは避けたいくせに、ずっと1人だとそれはそれで不安になってきます。私は地図読みが苦手なうえに勘も悪く、今日も駅から登山口までの間に1度道を間違えています。google mapを見ていたのに。まさか、こんな子供が遠足で登ってそうな山で道迷いか。。。

不安になってインストールしたてホヤホヤのYAMAPを開いて、「その道で合っているぞ」と教えてもらって一安心。こういう登山アプリって初めて使ったのですが、すごく便利です。

道が小さい沢みたいになっている

市街地が近づくにつれて道の水捌けが悪くなって、小さい沢みたいになってきました。ところどころに大きな蜘蛛の巣もあって、体の前でタオルを八の字に旋回させながら歩きます。

落枝

この注意書きがたくさん貼ってあったのですが、倒木はまずとして「落枝」ってなんて読むのでしょうか。おちえだ?おちえだ…おちえだしゅんすけ…

登山口に到着

くだらないことを考えているうちに登山口に到着しました。山頂から1.4km、およそ40分の道のりでした。ちなみに落枝は「らくし」を読むそうです。道のぬかるみは登山口終点にある用水路まで続いていました。

 

歩道を歩いて天覧山登山口方面まで戻って、麓にある「OH!!! ~発酵、健康、食の魔法!!!~」というなんかすごい名前のお店でパンを買って食べました。おしゃれな地域物産店という感じです。

OH!!! ~発酵、健康、食の魔法!!!~ のテラス席

ちなみに食べたパンは「牛ホホ赤ワイン煮デニッシュ」という天然酵母のパンです。どうも天然酵母のパンは私の舌には合わないようで苦手意識があったのですが、〜2日間煮込んだ牛ホホ肉がたっぷり詰まってます〜というような謳い文句に惹かれてつい買ってしまいました。そしておいしかったです。味がしっかりした具が入っていたからなのか、天然酵母パン独特のあの感じ(?)がありませんでした。たっぷり入ってるお肉も、柔らかく煮込まれていておいしかったです。肝心のパンの写真は、まあ撮らなくて良いかと素早く胃に収めてしまったのでありません。。

 

腹を満たしたところで駅まで戻って、ササ〜っと帰宅しました。帰宅してから泥がついた登山靴を洗う感覚も久しぶりだと楽しいです。次はどこの山に行こうかな〜。