谷川岳!ならず
〜この記事の概要〜
雪が降る前にと思い、10月中旬に有給を取って谷川岳登山を計画。2日前までは天気予報も快晴、山岳保険にも加入して、地図やコンパスの使い方も復習して準備バッチリ!しかし予報は外れて当日は曇天。そして登り始める頃には雨も降り出して、30分程度歩いたところで限界を感じてトボトボ撤退…。
その日の写真のアーカイブでございます。。。
谷川岳行きのバスに乗るために水上駅で下車。この時点で濃霧注意報が出ていました。うしろの山に白い霧がモクモクと湧いている。
雨は小雨だったのに撤退したのは濡れた木道で滑って転ぶのが怖かったのと、恥ずかしながら装備も甘かったからです。実家に置いたままになっているゴアテックス防水の登山ウェアを持ってきていたら頑張ったと思う。天気予報が晴れだと言っていても、ちゃんと悪天時のことも考えて準備しないとダメだと反省…。
天気微妙で眺望悪くても「天気良くて渋滞するよりは良いさ!」と思ってたけど天気が悪い=気温も低いということで、さらに雨が降ったりすればより寒さは厳しくなります。そこらへんを完全に失念していました。「お〜寒い寒い!転びたくないよぅ!」と心の中で泣き言をいいながら撤退です。
ヨボヨボしておりましたが、リフトの終点から少し歩いたところの景色がとても良かったです。リフト乗り場からそう遠くなのに他に人もいなくて、少し降りた場所のせいか何の音もせずシーンとしていて、視界には山と雲ばかり。最高でした。
帰り際に少し風が吹いて雲が流れたら麓の町や山の中に設置された人工物が見えて、なーんだという気持ちになりました。ロープウェイとリフトを乗り継いでここまで来ておいて「なーんだ」は無いだろうという話ですが、そういう自分勝手な気持ちで私は山登りを楽しんでいるんだと思います。
バスに乗って水上駅まで戻ってきました。とても手の込んだ作りの「つるし雛」がたくさん飾ってありましたよ!地元の有志の方々が制作されたようです。
母の残した着物や娘の頃に着た着物をほぐし
1つ1つの飾りに世の中全ての子供達の健やかな成長と幸せを願い
季節や行事を考えながら、老眼鏡をかけ一針一針楽しく縫いました
との説明書きがありました。なんとも素敵じゃないですか。みなさんも水上駅へ行った際はぜひ待合室へ。
そんなこんなで帰ってまいりました。いろいろと反省点の多い山行(未満)となりましたが、得た教訓を大事にして次回に備えようと思います。では!